最終更新 2008/08/10

このサイトにおけるルール




キャラクター作成セッションGMプレイ




###キャラクター作成におけるルール###

・PCの登録数について。
参加者は同時に1人3キャラまで登録できます。

・使用するルールブックについて
当サイトでは、『ナイトウィザードthe 2nd edition』ルールブックの他にサプリメント『スクールメイズ』『ラビリンスシティ』を使用いたします。
必ずしもサプリメントを持っていなければ参加できないわけではありませんが、サプリメントのデータは詳しい説明なしに利用されることが多いですので、ご注意ください。

・キャラクター作成時のコネクションについて
当サイトでは、キャラクター作成時に、ルールブックで指定されたコネクション取得を行わず、任意のコネクションと任意の関係で二つ、コネクションを取得することが出来ます。
したがって、初期作成キャラクターは『任意の二つのコネクション+ライフパスによって取得したコネクション+作成時所持金によって取得したコネクション』を取得することが出来ます。
ただし、公式NPCに対する扱いは、後述の・ルールブック上の公式NPCに対する扱いについてを参照してください。

・アイテムに関する特殊能力の重複について。
アイテムに関する特殊能力は、全て重複可能です。
《カースドウェポン》な《遺産》や、《祝福》された《魔器》なども使用できます。

・ルールブック上の公式NPCに対する扱いについて
サイト運営の利便性の為に、ルールブックに載っているNPCに恋人、肉親など、密接にキャラ設定に関わる付加設定が付く様なコネクションとの関係は、原則として不認可と致します。但し、世界の守護者、九死に一生を得るのみ、認可致します。
例1:アンゼロットに姉のコネクションを付加して、アンゼロットの妹である、というPCの設定はできません(アンゼロット相当のオリジナルコネ、であれば可能です)。
例2:波乱万丈の特徴、トラブルメーカーを使用して、柊蓮司と関係:肉親を結ぶことはできません。
例3:世界の守護者を使用して、アンゼロットと関係:主人を結ぶことは可能です。

・登録審査後のキャラクターデータの修正ついて。
既に登録されたキャラクターのデータを修正したい場合、未稼働であっても、GM取得等で得られた経験点は0になります。
また、登録審査後に修正を行う場合は、必ず管理人にご一報ください。


・PCのレベルアップ速度について。
基本的にルールブック通り、1セッションで総合レベルが1Upいたします。
ただし、引退まで専属のPCのみを使ったキャンペーンにおいては、GMの任意でレベルアップを調整して構いません。

・キャラクターの設定と「〜相当」品の扱いについて。
PCを設定するのに、ルールブックにない品物は「○○相当」という形で表現することが出来ます。
参加者はイメージに合わせて自分のPCに自由に相当品を設定して構いません(世界にひとつしかない《遺産》であっても、相当品なら複数存在するかもしれません)
但し、あまりに度が過ぎた相当品(エクスカリバー相当のただの剣、等)には管理者からストップがかかる場合があります。
相当品の利用はイメージに合わせて、慎重に行いましょう。

・公開されているエラッタ/FAQについて。
ナイトウィザード公式サイトやFEARホームページ上で、『ナイトウィザードthe 2nd edition』のエラッタやFAQが公開されています。
中にはゲームに重大な影響を与える部分も多分に含まれていますので、お手数ですが忘れずにチェックしておいてください。
エラッタが公開されてから適用までの移行期間は1月とし。その間のセッションでどちらを使用するかは、セッション前にマスターに確認してください。

・その他、ルールに関する解釈や細則

・経験点の使用タイミングについて
経験点の使用は、セッションのシーン進行中でなければ、基本的に任意のタイミングで、PCの最大総合レベルのキャラクターシートに対して、使用可能です。ただし、GMが認めた場合は、特別にセッションのシーン進行中でも使用可能です。
・コネについて
レベルを調整して参加した際にも、取得し、常備化したコネは有効とします。また、PC間でのコネは原則として基本価格50,000vとします。之に友人等付加をつけて余分に支払っても構いません。
ただし、PCコネ取得時や付加価値を付与する場合は必ず該当PCのPLの了解を得るようお願いします。
・「このダメージは、特殊能力や魔法で軽減したり、0にしたり出来ない」と表記された効果について
「このダメージは、特殊能力や魔法で軽減したり、0にしたり出来ない」 と表記された効果に関しては、ダメージを操作する特殊能力を対象とし。防御や抗魔、或いはジャッジを操作する特殊能力は適用範囲外とします。
例:《結界破壊:物理》を喰らったPCが防御ジャッジで付与魔法《ヴァニシング》とダメージを受けた時に一般特技《リアクティブアーマー》を宣言した場合。防御力のジャッジ達成値を上昇させる《ヴァニシング》は許可されますが。「受けるダメージを-(SL*10)する」と表記されている《リアクティブアーマー》は許可されません。
・リアクション的行動の定義について
行動カウント0時のリアクション的定義は、基本的に『敵対キャラクターのメインプロセス中に行われるあらゆるオートアクションとリアクションタイミング特技』とします。ただし、GMはこれを任意に変えて構いませんが、セッション開始前、もしくはプリプレイ時に定義の説明をPLにしてください。
・魔法と発動魔法と魔法攻撃と魔装について
表記上、特技の対象として魔法とのみかかれていた場合は魔装による魔法攻撃と発動魔法。魔法攻撃と書かれていれば、魔装による魔法攻撃と発動攻撃魔法。発動魔法とかかれていたら、発動魔法のみを対象にするとします。
例1:《マジックコントロール》、【ディスアペア】は魔法を対象としていますので、魔装による魔法攻撃にも、発動魔法にも効果が適用されます。
例2:《ワールドゲイト砲》を使用した場合、魔法攻撃の範疇には魔装による魔法攻撃と、発動魔法による魔法攻撃が入りますが、発動攻撃魔法はメジャーアクションを消費する為、メジャーアクション特技である《ワールドゲイト砲》は、魔装による攻撃にのみ適用されます。
・《魔法力UP》と《耐久力UP》について
《魔法力UP》《耐久力UP》の特技を取得した場合、上昇する耐久力、魔法力は(ベース/10)を切り上げ、SLをかけた値となります。
例:耐久力ベースが21のキャラが《耐久力UP》をSL10で取得した場合、21/10×SLの切り上げで30点の耐久力上昇。
・《龍爪》について
《龍爪》は素手、及び武具を素手として扱うと表記された特殊技能を使用している場合に適用され、【この武具による攻撃は素手として扱う】と表記された武具では、素手を装備しているとは扱われない為、効果が適用されません。なお、《龍爪》については関連するエラッタが幾つかでていますので、ご確認ください。
・装備アイテムではないアイテムの重量について
装備していないアイテムや、ポーションなどの種別その他で装備部位のないアイテムの所持限界は基本的にGL+筋力までとし、それ以上は装備アイテムと同じく、超過するごとに全てのジャッジに-1の修正がつくとします。 ただし、GMは開始前やプリプレイにPLに告げることにより、この制限を別のものに変えてかまいません。
・箒オプションについて
箒オプションは箒への装備か否かに関わらず、基本的に装備アイテムではないアイテムとして扱います。つまり、箒オプションの重量は、装備重量に含みません。


###セッションにおけるルール###

・GMについて。
当サイトは、参加者同士の手によるセッション開催を支援するサイトです。
従って、管理者側に専任のGM担当がいるわけではありません。
GMとなってセッションを開催するのも、PLとしてセッションに参加するのも、全て同じ参加者であることを忘れないでください。
GMについての注意点やルールは、GMプレイにおけるルールを参照ください。

・参加PCのレベル調整
このサイトでは、PCがレベルアップした場合に旧レベルのシートのログを保存しておき、募集されたセッションのレベルがPCのレベルより低くても、セッションにあわせて低レベルのキャラシートを用いて参加する「レベル調整参加システム」が用いられています。
たとえば総合レベル5のPCは1〜5レベルまで1レベルずつの合計5枚のキャラクターシートを持ち、2レベルPC対象のセッションには2レベルの頃のシートで参加できるということになります。
但し、たとえば最大総合レベル13のPCが1レベルに落としてセッション参加するなどあまり大きなレベル差の調整参加は人間関係等に違和感や矛盾を生じる場合がありますので、好ましくありません。
また、レベル調整参加する場合、コネは最新の物を使用、所持品のうち武器/防具などの装備品とヒーリングポーション等の常備化したアイテムはレベルにしたがいます。

・セッション内での設定と他セッションに与える影響
当サイトで開催されるセッションは基本的にセッション間の繋がりはないものとします。
例えばあるPCに関して、それ以前のシナリオで特殊な設定を背負っていたとしても、キャラシートに記載されていなければ、GMは考慮しなくても構いません(わかる限り反映してあげるのも自由です)。
これは、セッションを開催する際にGMが参加PCの過去にこなしたセッションログを読まなければいけない(シナリオ中にPLの口からGMの知らない設定を告げられる)という事態を避けるためのものです。
ですから、キャラクターシートに記載された内容でも、設定の確認に大きく時間がかかる項目や度が過ぎて不自然な設定についてはGMは使用を却下することができます。
但し、キャンペーンであった場合など、GMがPCの過去設定を生かしてシナリオを作成することに関しては制限はありません。

・コーラーについて。
当サイトでは、GMのセッションにおける負担を軽減する為に、PLによるカウント管理、『コーラーシステム』を用いています。
まず、プリプレイ時に、GMはコーラーをPLの中から一名任意に指名してください。ただし、コーラーを指名しなくても構いません。
コーラーはラウンド進行中の全PC、NPCの行動カウントを管理し、イニシアチブキャラクターの確認を行います。
また、コーラーに指名されたPLは、セッション終了時、追加で1点のコーラーとしての経験点を取得することが出来ます。
しかし、GMがコーラーを指名しなかった場合でも、GMの取得経験点が増えることはありません。
また、この取得経験点はマッパーと重複します。

・マッパーについて。
当サイトでは、GMのダンジョンシナリオの負担軽減の為、PLによるダンジョンマップ管理、『マッパーシステム』を用いています。
まず、プリプレイ時に、GMはマッパーをPLの中から一名任意に指名してください。ただし、マッパーを指名しなくても構いません。
マッパーはGMの宣言に従い、マップの作成を行います。
また、マッパーに指名されたPLは、セッション終了時、追加で1点のマッパーとしての経験点を取得することが出来ます。
しかし、GMがマッパーを指名しなかった場合でも、GMの取得経験点が増えることはありません。
また、この取得経験点はコーラーと重複します。


・プラーナを使用したジャッジ、カウント処理に関してのお願い
当サイトではIRCのダイスボットを使用してセッションを行っている為、プラーナを2点消費してダイスを増やすとジャッジのダイスと非常に混同しやすくなっています。
その為、プラーナを使用してダイスを振る時には、「ジャッジ/プラーナ解放2点」 の用にジャッジとプラーナを明確に分けるような、宣言をお願いいたします。
また、『ナイトウィザードthe 2nd edition』は行動カウントの管理が複雑なシステムになっています。
その為、代償としてカウントを消費するような魔法、特殊能力、特殊効果を宣言する最には、「カバーリング使用 カウント2消費 15から13へ」の用に、消費するカウントと変更後カウントの宣言をお願いいたします。

・コネ利用についての制限
PCの持っているコネはあくまでGMが扱うNPCです。PCの要求に応えられない場合や、逆に枷になる場合もあるでしょう。
例えば、警察関係のコネを持っているからといって犯罪を犯しても便宜を図ってもらえるわけではありませんし、権力者のコネを後ろ盾に無理を通すこともできません。
大金を支払って得たからといって、GMに利用を強要してはいけません。

・PCの借金について
セッション中に借金をし、かつその借金が経験点を支払っても当該セッション中に完済できない場合、借金をしたPCが参加する次のセッションに持ち越されるものとします。
また、借金の完済出来なかったセッションのGMは、PCの残り借金金額を終了報告に書き込んでください。
ただし、GMが設定として付与した、データを持たない借金に関しては、この限りではありません。


・レベルアップ処理
セッション終了後、ルールブックに則り、アフタープレイを行ってください。
また、マッパーとコーラーの経験点は、ルールブックに存在する経験点項目とは別にPCに渡されることになり、GMへの経験点算出の式にも加えられることになります。
セッションを開催したGMはセッション募集用BBSの自分がセッション募集をしたスレッドもしくは突発セッション終了報告用スレッドにセッション終了の報告を書きこんでください。
参加PCや各PCが取得した経験点などの報告があればなお良いですが、「終了しました」という報告だけでも結構です。
セッション回数とレベルアップは参加者の自己管理でお願いします(参加セッションをキャラシートのどこかに記録しておくと思い出としても良いでしょう)。また、レベルアップを避けることはできません。
当サイトでは、GL15を引退推奨基準としています。15レベルになったら必ず引退しなくてはならないわけではありませんが、これ以上高レベルのセッションは極めてまれですし、そういった高レベルPCがレベル調整参加だけを狙って残留し続けるのは好ましくありません。

・経験点について
当サイトでは、経験点はPC単位で管理されることになります。
その為、セッションで取得した経験点はセッションに参加したPCのみ、消費することが可能です。
各PCのキャラクターシートに未使用経験点と使用経験点の項目を設け、記録しておくと良いでしょう。
GMの取得した経験点については、GMプレイにおけるルールを参照ください。

・セッションログ
このサイトでは、サイト内で行われたセッションのログは全て公開しています。
セッション参加者はログを読み返すことで今後のプレイの参考にすることができますし、それ以外の人でも楽しんで読むことができるためです。
セッションのログは時間がかかっても必ず公開するようにしてください。
これはセッションの開始から終了後のアフタープレイまで、つまり、各PCの自己紹介から、セッション終了後にレベルアップしたPCが取得経験点を確認したところまでを含みます。
チャットソフトの機能で取得した生ログを直接アップするという形で構いませんし、リプレイ形式に加工していただいても構いません。
ログアップはGMでも参加者の誰かでも、あるいは見学者でも構いません。最終的にアップされればOKです。
ログアップをUPする場所は、毎月、事件以来掲示板(セッション募集掲示)にログアップ専用スレッドを建設いたしますので、そこにUPしてください。

・ログアップ経験点について
PL,GM、見学者に関わらず、ランダムダンジョン以外のシナリオのログアップを行った方には経験点が1点配布されます。
ログアップを行う方は、アフタープレイ時に宣言してください。
ログがログアップ掲示板にアップされ次第、ログアップを行った方には任意の所持PCに1点の経験点が配布されます。
ログアップ掲示板にログアップと同時にログアップ経験点を配布するPCを書き込んでください。
なお、万が一複数の人物の誰がログアップをするかもめた場合、ログアップ者の決定権はGMがもちます。


・キャンペーンプレイ時の注意
キャンペーンとは、ひとつの大きなストーリーやテーマに沿ってプレイされる連続セッションのことです。キャンペーンに参加しているPCは、そのキャンペーンが完全に終了するまでそれ以外のセッションに参加することはできません。PCのPLは他のセッションに参加する際に別のPCを用いるようにしてください。

###GMプレイにおけるルール###

オリジナルデータの導入について
当サイト内では、アイテムやトラップ、エミュレイターの特殊能力・魔法など、シナリオに必要であればオリジナルのデータを作成していただいて構いません。
ただし、これは無制限にオリジナルデータの導入を認めるものではありません。オリジナルデータの作成と使用は極力慎重に行ってください。既存の者によく似たものは極力相当品で済ませるなどして、過度のオリジナルデータの濫用を避けるようにしてください。特にオリジナルアイテムをシナリオのキーとして利用する場合、事前にそのアイテムに関する情報を示唆しておかないと、クライマックスでシナリオ参加者を白けさせることになるかもしれません。
また、オリジナルデータを与えられたアイテムをPCが別のセッションに持ち出すことはGMの許可がない限りできません(前述した「他のセッションとのつながりはない」という部分に当てはまります)。

自分のPCのシナリオ内でのNPC活用
シナリオ中に自分のPCをNPCとして登場させることは一応可能ですが、使用には十分に注意してください。セッションの主役はあくまでPCであり、GMの所有PCの活劇ショーではありません。
シナリオソースとしてPCを用いることはできますが、PCの登場によってセッション参加者が楽しめないのは好ましくありません。
他人のPCやNPCに関しては、その所有者と相談した上で同様に使用可能です。こちらも、取り扱いには十分に注意してください。

GMが得られる報酬について。
参加者はGMとしてセッションを運営すると、以下の報酬を得られます。
報酬は以下のうちからひとつ選ぶことが出来ます。

・自分のPCの1人がGMへの経験点算出によって求められた経験点を得る。
・自分のPCの1人がコネをひとつ(金額に関わらず)得る。

・特殊なセッション

GM指名セッション
GMはセッション開催前=PL募集のときに、通常のセッションでなくGM指名セッションを宣言することが出来ます。
GM指名セッションは、プレイそのものは通常のセッションと全く同じですが、セッション終了後にGM報酬を受け取るかわりにセッション参加PLから1人を選んでGM指名することができます。
GM指名されたPLはそのセッションに参加した自分のPCを封印され、自らがGMとして指名者がPL参加するセッションを開催するまで、封印されたPCでのPL参加が出来なくなります。
封印されたPCを解放するためのセッションは、GM指名セッションにすることはできませんが、通常通りGM報酬を受け取ることは出来ます。

単発セッション
GMは登録キャラクターを用いない単発セッションを開催してもかまいません。
その際、掲示板でレギュレーションとハンドアウト等を公開してください。
単発セッションでは、登録されたキャラクターではなく、GMが決めたレギュレーションに従い独自にPLがキャラクターを作成し、開催GMが審査と参加の了承を行います。
セッション終了後、ログアップが確認された時点で、GMは任意の所持キャラクターに10点の経験点 PLは任意の所持キャラクターに5点の経験点を獲得します。
終了報告ではなく、ログアップが行われた時点で在ることに注意してください。